[Ubuntu24.04] omakubでUbuntu環境を良い感じに設定する

Linux

omakubとは

omakubとはUbuntu Desktop環境を良い感じにしてくれるプラグインです。

Omakub
Turn a fresh Ubuntu installation into a fully-configured, beautiful, and modern web development system by running a sing...

具体的には以下の表にあるアプリをインストールしてくれたり、良い感じのデスクトップテーマやホットキーなどを設定してくれます。

ジャンルインストールされるもの説明
terminalAracrittyRust製の軽量なターミナル.
以下のツールも一緒にインストールされる
eza, fzf, ripgrep, zoxide, bg
terminal multiplexerZellijRust製の軽量で直感的な操作が可能なターミナルマルチプレクサー
EditorNeovim (with lazyvim)lazyvimを適応済みのNeovim
IDEVSCode
LauncherアプリUlauncherRaycastっぽいランチャーアプリ
その他– Docker (MySQL, Redisコンテナ付き)
– lazydocker
– lazygit
– WhatsApp
– Xournal++ (PDF Viewer)
– VLC (video player)
– pinta (image editor)
– gh command (GitHub CLI)
– mise (RubyとNode.jsのバージョン管理ツール)
– Ruby, Node.js, Python, Go, Java
– Super+1/2/3..で仮想デスクトップを切替可能
– Alt + デスクトップに配置した順序 でアプリを起動/切替可能

前提条件

omakubをインストールするためには以下の3つの条件を満たす必要があります。

  • x86のコンピュータであること(ARMはまだサポートされていない)
  • Ubuntuインストーラーを入れる32GB以上のUSBメモリ
  • Ubuntu 24.04(または24.10)。

筆者はLenovoのThinkPad E14 Gen6(AMD)にUbuntu24をインストールし、その後にomakubをインストールしました。

omakubインストール時に種々のプロファイルが編集されるので、基本的に何もいじられていないUbuntu24にインストールするのが良いと思います。

install方法

ubuntu24がインストールできたら、次に以下のコマンドでomakub自体をインストールします

wget -qO- https://omakub.org/install | bash

インストール時に一緒にミドルウェアをインストールするかどうかも聞かれるので、お好みで選んでください。

ruby on rails、golangなどを一緒に入れるかどうか、docker上ですぐにmysqlが起動できるようにしておくかとか色々聞かれます。

補足:Alacritty起動時にtmuxを起動するよう修正

OmakubではAlacritty(terminal)起動時にターミナルマルチプレクサーであるZellijが起動されます。

このZellijは直感的にではあるものの、筆者はtmuxのほうが慣れているので、tmuxを一緒に起動するように修正しています。

修正するには$HOME/.local/share/omakub/defaults/alacritty.toml の(1) programを/bin/bashに変更した上で、(2) argsという値を追加してそこでtmuxをターミナル起動時に立ち上げるように設定します。

[env]
TERM = "xterm-256color"

[shell]
-- program = "zellij"
++ program = "/bin/bash"
++ args = ["-l", "-c", "tmux attach -t default || tmux new -s default \\; source ~/.config/tmux/default.session.conf"]

...

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